2013年12月24日火曜日

官兵衛が隠居したときに名乗った「如水」の意味

 

官兵衛が隠居したときに名乗った「如水」の意味は何だったのだろうか。
 
実は、この名前の真意から、官兵衛がキリシタンとして生きる決意が読み取れるのである。しかも、キリシタン王国の建設のために自分が切り込んでいこうとする決意が読み取れる。

如水ということで、老荘思想の「上善は水の如し」を連想するが、そのことが意図ではなかった。また、禅僧の名前ようで、そうでもない。
 
(写真とは直接関係ありません。新潟の清酒「上善如水」です)
  
これはキリスト教に則した名前であった。
 
モーゼの後継者ヨシュアをスペイン語風に発音するとジョスイとなる。旧約聖書でモーゼの後継者のヨシュアは、神が約束されたカナンの地に入るために戦ったイスラエルの将軍の名前であった。モーゼの死後、神はヨシュアにヨルダン川を渡ってカナンの地を占領するように命じ、ヨシュアは川の手前で野営し、渡った後に三千の兵を先発隊として派遣したという。このことが洗礼名に反映されており、官兵衛のキリシタン保護の決意がが感じられる。
 

その後、官兵衛が発行した書状の印判にはローマ字で「Simeon Josui」と刻んでいる。また、書状には、シメオン(洗礼名)と如水を併記するなどしている。

 

 ということで官兵衛はキリシタンをすてるどころか、心の中で信仰が燃え上がっていたのであった。

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